リサイクルショップ トレジャーファクトリーの店頭買取を初めて利用したリアルな感想

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ゴミとして処分するには忍びない、状態の良い洋服や日用品を、どのように対処していますか?

フリマアプリやバザーなどに出せばいいのですが、時間がなかったり、そんな気力がない時もあるかと思います。

普段は近所のリユース店に、寄付(持ち込み)しているのですが、そこは洋服がメインで、いわゆる割れ物は受付していないとのこと。

クローゼットにしまったままの、往年の食器セットがずっと気掛かりだったのです。

そんな時、以前テレビ番組で紹介されていた話題のリサイクルショップ、トレジャーファクトリーを思い出し、買い物ついでに、店頭買取を利用してみることにしました。

この機会に、季節の洋服なども試しに持っていきました。

リサイクルショップの店頭に出向くのは初めてだったのですが、今回、実際に利用してみていろいろ考えさせられる点があったので、自分の忘備録として書いています。

以下、査定額や買取してもらえたのかどうかなど、リアルな感想とレビューになります。

今回利用したのは、トレジャーファクトリーイオンモール神戸南店です。

リサイクルショップ トレジャーファクトリーイオンモール神戸南店 店舗TOP|兵庫県神戸市兵庫区でのリサイクルは当店まで!

リサイクルショップの店頭買取

✔買取依頼した内容

  • 靴、洋服、小物などいろいろ

  • 祖父の時代の年代物のアイロン

  • 九谷焼の急須と湯吞茶碗セット

  • 湯吞茶碗セット

✔トレファク店頭買取の流れはどうだったか

①スポーツバッグに食器や靴、洋服など一式詰めて受付してもらう(バッグは持ち帰る旨を伝える)

②査定に1時間半ほど要するとのこと、進捗が分かるQRコード入りの番号札をもらって待機(平日午前中)

③完了後、別カウンターにてタブレット画面の査定額に合意したら、現金で清算してもらう(身分証明書提示)

✔査定結果

  • 洋服2点 計150円

  • 年代物のアイロン1点 200円

  • 九谷焼急須と湯吞茶碗10客セット(木箱入り・作家名有) 300円

  • ふた付湯吞茶碗5客セット(木箱入り) 200円

買取金額 計850円

割増額 170円(アプリ入会特典:買取20%upクーポン使用)

合計(税込) 1020円

✔リアルな感想・洋服はほとんど○○○○!?

結果は想定内でした。(笑)

ただ食器セットを引き取ってもらえたことに安堵しましたが…。(持ち帰るのが大変なため)

洋服はナノユニバースの半袖フレンチリネンシャツが120円、ケティのキャミソールが30円。

前者は2年以内の購入品、後者は10年ほど前の品ですが、型的に最近また流行しているためだと思われます。

色々、考えされられたのはこの日、持ち込んだ洋服や靴のほとんどが、買取不可だったということです。

かなり勘違いをしていたかもしれません。(笑)

というのは持参した品は季節を考慮したり、一応安いながらもブランド名がある洋服ばかりだったからです。

例えば1年前に購入したアーバンリサーチの夏パンツやユニクロのイネスのシャツ、クロックスのサンダルなどもダメでした。

クロックスは白で若干汚れがあったので仕方ありませんが、他のものは状態やシミなどないか、事前に確認したつもりだったのですが、店舗には独自の基準があるようで却下されました。

実感したのが、よっぽどの人気ブランドで未使用品や新しいものでない限り、買取さえしてもらえないような感じだということです。

また仮に買取OKだったとしても、査定金額はおおよその予想がつきます。

もちろん店舗やタイミング、ブランド、状態等によって違うのだとは思いますが、数回着用したものはだいたい、こんな感じの査定額になるのかもしれません。

ただし、食器は引取可能だったので、ブランド食器などはまた利用してもいいかなと思いました。

店舗のスタッフはサービスが良く、リサイクルショップにしては、店舗が広々として、とてもきれいな印象でした。

買取手順についての感想としては、アイテムについて話すようなことは一切なく、淡々とした事務的なやり取りのみで、すぐ終わった感じです。その点で、コミュニケーションが苦手な人には向いていると思います。

査定の明細はもらえません。内容はトレファク側のタブレットで見せてもらうだけで、あとは合計金額が書かれたレシートのみ。

実は待っている間、棚にあった他の人の査定済みの荷物をざっと見たところ、同じように中身がたくさん残っているのに気づきました。

意気込んで持ちこんだものの、買取不可のものが多かったという人は、案外少なくないのかもしれません。

そうすると重いバッグを持ち帰るのが手間に感じますが、このトレジャーファクトリー店内には、買取不可だった洋服専用の回収ボックスがあるので、そこに入れて処分するという方法もあるようでした。

今回は持ち帰ることにして、一部は近くのリユース店に寄付することにしました。もちろん、寄付するにも、状態の良いものだけなどの基準で、持っていくようにしています。

レコードの宅配買取を利用した時はどうだったか

買取りというのは、魅力的な公式サイトや宣伝コピーからは想像がつかない、リアルな実情があるように思います。

つまり、実際自分で試してみない限り、全く分からないものです。

例えば以前、大量の昭和のレコードを段ボール5箱ほど、宅配買取に出したことがあるのですが、査定は合計で2000円にも満たないものでした。(一枚5円~数十円レベル)

海外ではレコードが再びブームと聞いたことがあり、中にはお宝レコードがあるかもなどと、かすかな幻想を抱いていたのですが、けんもほろろでした…。

それでも、いつかは処分しなくてはいけなかったので、引き取ってくれただけで良かったと思うのと、どこかで再利用されているなら、出した価値があったと考えています。

なおレコードでも、中には高値で取引されているものもあるようです、念のため…。

買取を利用する時の考え方

持ち主としては思い入れがあったり、購入金額が高かったなどの理由で、査定額にわずかな期待をしがちなものです。

けれども、よっぽどの高級ブランド品や新品、人気商品以外は、相当シビアな額を突き付けられるのがおちなのかもしれません。

以前、高級着物を査定に出した友人は「腹が立つので、自分で処分した」と話していました。(笑)

何かと悩ましいモノの処分法ですが、様々な事情でメルカリなどのフリマアプリに出す気力がないこともあります。

けれども、店頭買取や宅配買取のシビアな現実を知ることで、逆にメルカリやヤフオク出品へのモチベーションになる場合もあるかと思います。

フリマ出品での手順、梱包、発送連絡などの手間ひまと天秤にかけた場合、どちらが良いかなどを考えるきっかけにもなります。

他には、モノにもよりますが、寄付という選択肢もあります。

またリサイクルショップでもフリマでも、ほとんど需要のなさそうなアイテムについては、例え自分的にはまだまだ使える良品であっても、人からみればただのゴミという場合が多いもの。

そんな時は、余計な執着を手放し、思い切って処分するしかないかもしれません。

リサイクルショップに買取に出す場合は、不要品にわずかな金額がついただけでもラッキー!ということなのでしょう。また再利用してもらえるだけでも、出す価値があったと考えることもできます。

記事が参考になれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。