100均やインターネット通販がこれだけ充実しているのに、まだまだ自分が求める「かゆいところに手が届く商品」がないと感じたことはありませんか。
なかったら頭を使って「自前で作っちゃえ」精神で、ふとアイデアや発想がひらめくことがあります。
今回はそんな、探しているグッズがなかったために考えた小物収納アイデアをご紹介します。
チャック付き袋(ジップロック)で作る小物収納ケース
用意するもの
- チャック付き袋フリーザーバッグ(s)
- ミシン
セリアのこのフリーザバッグでなくても、もちろん構いませんが、他の100均のものは、文字記入欄の白い部分があるなど、全体が透明でなかったので、私は無地のこのセリアのもので作りました。もちろん通常のジップロック袋でもOKです。
チャック付ジップ袋なら、どんなタイプでもどうぞ。
ジップロック フリーザーバッグ Sサイズ 18枚入 ジッパー付き保存袋 冷凍・解凍用 (縦12.7cm×横17.7cm)
- 出版社/メーカー: 旭化成ホームプロダクツ
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
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作り方
一枚を縦方向に、2列または3列に軽く折って、型をつけます。
折ったライン上をこんな感じで青い線までミシンで縫います。縫い目で仕切りをつけるということです。
用途に合わせて二列、三列に縫います。
*きっちり作りたい場合は、後から消せるペンなどで、印をつけてからミシンをかけましょう
チャック付袋に◯◯で小物類の「見える化」収納例
縫って仕切りをつけると、こんな感じで小物が見やすく収納できます。
アクセサリー編(3列)
腕時計編(2列)
サングラス・めがね編(2列)
充電コード編(2列)
お箸やスプーン&フォーク編(3列)
*カインズホームのスプーン&フォークがぴったりでした
番外: 縫うのが面倒な編
両面テープを使いましょう。
*ただしテープを剥がすときに多少のテクニックが必要かも
その他に歯磨きセットや、化粧グッズなど、清潔をキープしたいモノの収納などにいかがでしょうか。
海外サイトのジップロック収納アイデア
海外サイトではチャック付き袋を使った、こんな収納ポーチが紹介されていました。
横長サイズのジップロックの底をまとめて、鍋敷きマットに縫い付けてポーチのカバーをつけたものです。
救急用品に歯磨きセット、爪切り、綿棒など清潔をキープした細々としたグッズの、小分け収納ができるナイスアイデアのポーチです。
ジップロックの良い点は、モノが見やすいことだといえますが、これならモノを探す時に、すぐ判別できて便利です。安上がりで作れるし、汚れたらすぐ交換・処分できます。
こういうのも、市販品にありそうで、なかなかないグッズといえるのではないでしょうか。お薬などの収納にもよさそうです。
さて、さきほどの小物収納ケースの話題にもどります。「必要は発明の母」といわれますが、私の場合少々マニアックな理由でこのアイデアを思いつきました。
私は仕事でアクセサリー制作をしている関係で、市販品にないこれをはじめは必然的に自作していました。大量の作品在庫を見やすく省スペース収納・保存するのに最適な方法だったからです。
ジップロック袋の小物収納ケースを作った理由
透明でチャックがついたジップロック型プラスチック袋は、食品用だけでなく、 その他の収納にもいろいろ使えてとても便利ですね。
大きなサイズのものは旅行などで、衣類を入れて使っている方も多いかと思います。
ジップロック袋はアクセサリーなどの小物収納に最適
中身がよく見えて、口が閉じられるので空気も遮断できる便利なジップロック、チャック付き袋。
小物類の自宅収納・保管用に、出張・旅行などの持ち歩き用にはぴったりだと思います。
それなのに私が知るかぎり、アクセサリー用にちょうどいいサイズがないのです。
もちろん食品用以外にも、文具用など、いろいろなサイズのチャック付き袋が販売されていますが、どれも「帯に短し、たすきに長し」でネックレスやめがねがぴったり収まるサイズはありません。
私はジュエリーアクセサリーブログを別サイトで書いていて、アクセサリー収納法などを紹介しています。
普段自分が使っている、ジュエリー専用ケースが便利なのにもかかわらず市販のものがなくて、心苦しく思っていました。
イメージはこんな感じの収納ケース
業務上で使用しているのはこちらです。ネックレスがちょうど1本入るサイズで、上にチャックがついて口を閉じられるようになった、見た目にもきれいな、宝飾品専用ケースです。
このケースでなくても、誰でも簡単に手に入れられるものはないかと調べてみた結果、何とか代用できそうなモノを見つけました。
無印良品のPVCクリアー収納ケースで代用可
無印良品のクリアーケース(大)180円、(小)90円
こちらはメイクブラシなどの収納用として販売されているものです。
見た目にもきれいで透明で、質もよさそうなのですがチャックの向きはご覧のように横向きなのです。
コスパ的に見ても数を揃えるとなると、収納用品にしては高くつきます。ただし、右側の小サイズはジュエリーなどのピアス・イヤリング収納用にいいかと思います。
欲しいのはタテ20cm、横6~9cm位上付きチャック
ネックレスの標準サイズが、半分に折った状態で20cmくらいなので、ジップロック袋sサイズ(20.5cm)がタテの長さとして欲しいのです。
このジップロック袋のsサイズは、タテはいいけど横が長すぎます。ということで「ジップロック、縫っちゃえ!」となったのです。
ネックレスなどの細長いものは3列に、腕時計などは2列にとアレンジして、コードやランチ用カトラリーにも使えます。
セリアのフリーザーバッグ(s)は余計な白地の部分がなく、100円で12枚も入ってコスパ的にも最高です。しかも、1枚で2つ、3つ収納できます。
ところで、別に縫わなくても、仕切りなしでそのまま、1枚に2つ、3つ入れたらいいのではと思われるかもしれません。
でもそうすると、ネックレスならチャック付き袋の中で重なったり、キズつけあったり、横や斜めに流れたり、グチャッとまっすぐ縦向きに収納できないのです。
時計や充電コードなども、複数入れる場合も同じことがいえます。
チェーンのアクセサリーを、普通のチャック付き袋に収納すると、右のようにグチャッとなります。不足があるわけではありませんが、見た目になんとなく残念です。
もちろん収納したいアクセサリー・小物が1個なら問題ありません。
複数のアクセサリー・小物類の収納法で、2個以上まとめて、すっきりきれいな「見える化」収納したいときにいかがでしょうか。
ジップロック袋を縫って作るケースのメリットとデメリット
メリット
- 透明で中身が見えて何が入っているかわかりやすい
- 一枚で二個三個、収納できて安上がり
- 形を崩さず、縦方向にすっきり収納できる
- チャックで空気をシャットアウトするので、変色予防やホコリよけにもなり、清潔を保てる
- このまま箱やケースや引き出しにいれたり、旅行や出張などに持ち歩くのに便利
デメリット
- ミシンで縫う手間がかかる
- 3列の場合は出し入れしにくいこともある
- それなりのチープ感があり、完全に透明でない
食品だけに使うなんてもったいない!ジップロック袋はライフハックの万能アイテム。
最後に
今、さまざまな収納用品がたくさん市販されています。
小物をスッキリきれいで清潔に保管できるこの収納アイデアはいでしたか。自分で作れば安上がりです。最後までお読み下さりありがとうございました。
またこの方法には、クローゼットなどの隙間に立てて収納できるというメリットがあるのですが、ジップロック袋の立てる収納方法ついてはジュエリー・アクセサリー収納の話になってくるのでここでは省略しますが、こちらの記事に詳しく書いています。(内容は一部重複します)
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