星野リゾートトマムの雲海テラスのレビュー・ゴンドラ利用方法やアクセスなど

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北海道のトマム村にある星野リゾートトマムへ行ってきました。大自然が体感しながらステイできる、人気の星野リゾートの一つです。2019年5月下旬に、星野リゾートトマムの「雲海テラス」を訪れた時の感想です。

星野リゾートトマムの雲海テラスを訪れた

星野リゾートトマムの、春~秋シーズン最大の呼び物は「雲海テラス」。ゴンドラで約13分のトマム山頂駅(標高1008M)で、気象条件が揃えばダイナミックな雲海の絶景が見れる展望デッキ一帯が雲海テラスなのですが、肝心の雲海の発生率は、20~30%とまさに「運次第」です。公式サイトでは雲海予報が随時更新されています。

www.snowtomamu.jp

ザ・タワーからのアクセス方法

星野リゾートトマム宿泊先のザ・タワーやリゾナーレから、ゴンドラ乗り場へはシャトルバスがあります。といってもホテル側からは、混雑を避けて散策路(700M)での移動を勧められました。

雲海ゴンドラ発着場所へは散策路を通って10分
雲海ゴンドラ発着場所へは散策路を通って10分

天気も良く、ミズバショウの咲く道を歩くと森林浴にもなり爽快でした。ザ・タワーからは、チューブウォークという通路を通って行くこともできます。

またゴンドラ乗り場前には広い駐車場があるので、車で行く人もいるようでした。

往路復路のシャトルバスの時刻表などは、公式サイトのコンシェルジュ(スマホのみ)で確認できます。

雲海ゴンドラ発着所の入り口
雲海ゴンドラ発着所の入り口

雲海テラスの営業時間は早い

この日の雲海テラスの営業時間は、午前5~7時でした。(時期によって変更あり)雲海テラスを見る時間に合わせるため、かなり早い時間帯のみオープンしています。

ゴンドラの運転開始時間

雲海ゴンドラは星野リゾートトマムの宿泊者は発券当日中、何回でも乗り降りできます。ホテルでもらったフリーパスポートを見せると、チケットが発券されます。宿泊者以外でも利用可能で、往復料金 は大人1,900円、小学生1,200円、乗り場前の駐車場は無料です。

雲海テラスのオープンは午前5時ですが、平日でもゴンドラを待つ人の列はすでにできていて、動きはじめたのは4時45分でした。結局ゴンドラは、オープン15分前に動き出したことになります。

雲海ゴンドラ発着所
雲海ゴンドラのりばの様子

星野リゾートトマムの朝は(雲海テラス目当ての場合、)ハンパなく早いです。

ホテルの部屋をでたのは朝の4時30分と、通常の旅行では考えられないほど早起をしました。

お目当ての雲海については、ホテルや客室内にも雲海予報の案内があります。なので前日の時点で雲海は見れないことは承知していました。

「朝行ったみたら、偶然見れるかも。」などという、はかない期待もむなしくゴンドラ乗り場に着くと「本日雲海発生なし」の掲示が・・・。ああ残念。

雲海が見れない晴天の日はこんな感じ

f:id:soboku-kobe:20190602203606j:plain:alt=雲海テラスへは13分の空中散歩
13分の空中散歩へ

私が訪れたこの日は、北海道が記録的な暑さに見舞われた快晴で、早朝6時で気温が13度と、歩くと汗ばむほどでした。

快晴で湿気がなかったり、曇り空の日も雲海は発生しないとスタッフの方から聞きました。

f:id:soboku-kobe:20190602201733j:plain:alt=雲海テラスへはゴンドラで13分
雲海テラスへはゴンドラで13分

気温は朝からぐんぐん上昇、日差しも降り注いだためゴンドラ内が暑かったです。

ゴンドラの本数は十分あり、それほど待たされることもありませんでした。

晴れの雲海テラスの眺望
日高山脈の雄姿が目に眩しい

このように雲海の発生は全くありませんでしたが、眼下に広がる日高山脈や、十勝方面の山並みと景観は絶景そのものです。

ゴンドラでの空中散歩だけでもワクワクする体験です。また山頂から見下ろす北海道らしい原風景は、今でも瞳を閉じると浮かんでくるほど、大変素晴らしかったです。

星野リゾートトマムのてんぼうかふぇ
てんぼうかふぇ

ゴンドラが到着するとまず、「てんぼうかふぇ」のお出迎えです。雲海テラスにはいろいろ散策できるようになっていて、このようなインスタ映えを意識したスポットが点在します。

雲海テラスのクラウドデッキ
雲海テラスのクラウドウォーク

ここは雲海が発生した時は、まるで雲の上を歩いているような感覚になれるという、吊橋のようなデッキなのですが、雲海なしの晴れの日はこんな感じです。

本来雲海テラスの5月の予想気温は7.8度だったので、わざわざダウンジャケットまで持参していったのですが、この日に限っては全く無駄でした。

5月とは言えこの日のトマムの最高気温は28度。午前6時には13度あり、乗り場で半袖・半ズボンの外国人観光客がいて驚いたのですが、長袖姿で雲海テラスを歩きまわった後は汗だくでした。

雲海テラスの景色
雲海テラス

雲海が見える前提で設置されたスポットの意味がよくわかりませんでした。下に見える白いのがクラウドベッド。

そして公式サイトで一番、目を引くクラウドプールへ。公式サイトでPRされているような雰囲気とは少し違いますが、独特のインパクトがあります。

雲海テラスのクラウドプール
クラウドプール

さすがにこちらの利用は、写真撮影のため人数制限があり、行列ができていたので早々に退散しました。

本当は中に入って写真を撮りたかったのですが、待っている人の注目を浴びながら写真撮影する勇気は、インスタ無縁のオバちゃんにはありませんでした。

カフェの近くにはこんなブルーの郵便ポストがあり、実際に絵葉書などが送れます。このあたりの演出が星野リゾートならではのこだわりかと思います。カフェではSNSウケしそうなメニューが充実していて賑わっていました。

雲海テラスの雲のゆうびん屋さん
雲のゆうびん屋さん

感想「雲海テラスは雲海が見れずとも楽し」

「雲海を見に一度は訪れたい。」と言われる雲海テラスですが、そもそも雲海の発生率は20~30%と高くはありません。インスタ検索してみても、雲海がきれいに撮れている投稿は少ない気がしました。曇り空の日は山の景観さえ見れない場合もあるようです。

そういった意味で雲海は、5月から10月までのシーズン中「見ることができたらラッキー」くらいに捉えるといいかもしれません。連泊するとそのチャンスが増えることになります。

雲海テラスではゴンドラのチケット一つにしても、オシャレでSNSを意識したものばかりです。これは星野リゾートトマムの施設全体を通して言えることですが、随所にワクワク感を演出する工夫が見られて、自然体験が楽しめる大人も子供も楽しめるスポットだと思います。ただし雲海テラスへは、早起の苦手な人にはキツイかもしれません。

雲海テラスはお手洗いなども清潔で好印象でした。ネットの口コミには賛否両論あるようですが、個人的には雲海が見れなくても大満足でした。なにしろ六甲山級の山頂にラクラク行けるのですから。その山頂からのダイナミックな景色にや鳥のさえずりに、とても癒やされたので何度でも訪れたいほどです。

余談ですが雲海テラスの散策後はニニヌプリで朝食をとり、ホテルの部屋で二度寝コース・・・でした。

星野リゾートトマムの利用を検討中の方のご参考になれば幸いです。 最後までお読みくださりありがとうございました。

星野リゾートトマムに宿泊した感想はこちら blog.soboku.jp