あなたが背負っている荷物は何ですか?
ジョージ・クルーニー主演の映画『マイレージ・マイライフ』を観たことはおありですか。
気ままな独身生活を送るライアン(ジョージ・クルーニー)は
仕事でアメリカ中を日々忙しく飛び回っているビジネスマンが主人公のストーリーです。
彼の目標は飛行機のマイルを貯めること。出張で365日のうち322日を飛行機で飛んでいるライアンに必要な荷物は、全てスーツケースに入っています。
彼にとってくつろげる場所は自宅ではなく、なんと空港や飛行機の中。それが自分に一番合っていると信じて疑いません。
仕事は非情な解雇通告請負人なのですが、ほかにも『悠々自適な人生』という講演もしています。
彼のテーマは、”What's In Your Backpack?”「あなたは何を背負っている?」です。
モットーとしていることは
「バックパックの中に入りきらない人生の持ち物は背負わないこと」
講演ではひとつのカバンを見せて、こんな風に聴衆に問いかけます。
「皆さん、自分の人生で自分のものだと思うものをすべてこのカバンにつめてみてください。」
「最初は物。次はあなたを取り巻く人を。」
「人間関係のわずらわしさが、あなたの人生でもっとも重いものだということがわかるでしょう。」
「荷物の重みでよろよろ歩くうちに、あっという間にあなたの人生は終わります、背負っている荷物は軽くしていきましょう!」こんな風に聴く人の感動を誘います。
独身貴族であることが快適すぎて、家庭を持つことを重荷に感じている主人公ですが、この映画ではそんな彼の人生観を二人の女性との出会いがことごとく変えていくのです。主人公の成長やテーマが示唆にとんでいてなかなか見応えありました。
ライアンにとって「抱えたくない」と避けている荷物というのは人間関係のことです。
荷物というのはひとつの例えであるので、置かれている状況によって人それぞれに意味が違ってくるかもしれません。
「荷物」=仕事、恋愛、家庭、人間関係、お金、物、ストレス、苦労、犠牲、執着心などいろいろあると思います。
私たちが長い人生を生きていく上で、背負う荷物の重さのために、よろけて人生を台無しにすることは、実際にあり得ることです。
その荷物、積みすぎじゃない?
荷物というものはずっしりと重くて、自分の肩や背中にのしかかっています。
重い荷物のせいで歩きにくい状態だったり、ひどいときは息切れさえします。
「終活」のことを意識して最近、私は不必要な荷物は少しづつ手離していきたいなどと考えるようになりました。
そう、荷物を背負いすぎたり、積みすぎたりするのはよくありません・・・。「だ、大丈夫ですか?」
img_623049_19883357_0.jpg - アジア休職バックパッカー放浪記★Wandering in Asia★
???
私も海外旅行ひとり旅でバックパッカーもどきをしたことがありますが、このリュックのあり得ないほどのオーバーサイズには目が点になりました・・・。(笑い)
詳細は不明ですが、荷物の中身は一体なに?なぜ?どこへ?何をしに?この大きさのリュックが市販されている?電車やバスは無理そうだけど、ヒッチハイク?などなど、いろんな意味で驚愕&謎の画像です。
ひとり旅では荷物の存在がとてもネックになるのです。トイレ一つ行くのにも見てくれる人がいないので、持ち物はいつも必要最小限にしていました。いるものは現地調達、おみやげは現地の郵便局からこまめに送ったり、冬のかさばるコートなどは途中で捨ててくるなどしないと、荷物ひとつのために移動だけでなく行動そのものに制限がかかることがあるからです。
この方は歩きが専門でしょうか、上のリュックならコインロッカーもホテルのクロークもNGです。それにこの姿で歩いたら、街ゆく人たちの好奇の目にされされそうですし、職務質問さえ受けたりして・・・?
今日はそんな「積みすぎじゃない?」のびっくり画像を集めてみました。
Africa transportation | Funny | Pinterest | 乗り物、アフリカ、人物
トラックが埋もれてます。
「アフリカでは日常茶飯事だぜ」なものすごい写真30枚 - DNA
俺をさえぎるものなど何もない。
Transport | Funny | Pinterest | 学校、世界のかわいいバスまとめ、インド
それなりに上手にバランスとってますね。
Overload to the max! | Funny | Pinterest | 乗り物
曲芸のように見えます。
https://jp.pinterest.com/pin/544865254900576838/
二回に分けるのはダメなんでしょうか。「うるさいわ」
皆さん本当にお疲れさまです。そして乗り物にも声をかけてあげたい?「働き者だね。」
鞄に入りきらない荷物は背負わない方がいい
「荷物の積みすぎ」をテーマにとんでもない方向へいきつつ?自分の背負っている荷物を手放すことについて考える機会にもなりました。
人生の持ち物は多ければいいというものでもありませんね。どんな大金持ちでも生きているうちに築いた富や名声、ステイタス、学歴、財産、美人の妻などの形あるものを、所有したままあの世へいくことなどできないのです。貧乏人と死ぬときは同じです。
つまり死ぬときに持っていけるものなどは一つとしてなく、生まれて来た時に裸で生まれてきたように、死ぬ時も裸で帰っていくわけです。
ついつい欲を出しすぎそうな時に、自分が戒めとしている仏教の教えで終わりたいと思います。
「むさぼらず、心安らかに暮らせ。あるがままにまかせての生活を営め。我が物・人の物だといっても、それも生きている間だけのことであり、死んだ後は全てが元の場所へと還っていくのである。」
くれぐれも荷物の積みすぎにはご注意を。
それにしてもあの巨大リュックは謎で、笑わせてくれます・・・。
最後までお読み下さりありがとうございました。
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