いつものトーストが「サク・ふわ食感」に!簡単なひと工夫と焼き方で美味しく

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「コンビニやスーパで買える食品の中で、費用対効果が一番高いのは食パンだ」と言ったのは、勝間和代さんだったと思いますが、一斤で安いものなら100円程度で買える食パンは、食べ切れないくらいほどのボリュームがあります。

日本では朝食の定番の食パンですが、これほどまでにふわふわで柔らかく、しっとりした食パンは海外にはあまりなく、厚切りなことも珍しいようです。

パンの本場パリでも、日本人経営のパン屋さんで「食パン」が販売されるようになって、いま大人気だとパリ在住の中村江里子さんがレポートしているのをテレビで見たことがあります。

エアラインのクルーも日本便の滞在中に、「ヤマザキのダブルソフトが美味しい」とよくまとめ買いしていました。

そんな食パンで作る定番のトーストは、焼き方に「ある工夫」をするとさらに美味しく焼ける裏ワザがあるのをご存知ですか。

トーストを外はサクッ、中はふんわりモチモチに焼く方法

f:id:soboku-kobe:20161221200346j:plain:w400 ライ麦入りパンかなり好き・コープさんのもの

『ためしてガッテン』で紹介されていたこの方法は簡単!

食パンの耳をカットして焼くだけの簡単な方法です。

最近は高価なオーブントースターも販売されていますが、それにひけをとらないくらい十分美味しく焼けるとのこと。

家庭のオーブントースターで、普通にトーストを焼くと食パンの「耳」部分を焼くのに時間がかかり、その間に食パンの水分が抜けてしまうのでどうしてもパサパサしてしまいます。

理想のトーストの食感としては表面はカリカリ、サクッで、中はしっとりモチモチではないでしょうか。

日本で多くの人が好きなトーストは、表面がサックリと焼け、中はふんわりとした、いわゆる“サクふわ”トーストです。

ポイントは、表面がきつね色になるまでの時間をできるだけ短くすること

パンには40%ほどの水分が含まれていますが、長く焼くほど、この水分が失われてしまいます。

食パンの耳をカットして焼くことでパンの表面を早く焼けて、水分が逃げるのを防げるので、サクふわのトーストになるというわけです。

ガッテン!春のトースト祭り - NHK ガッテン!

焼き方

・オーブントースターを予熱しておく  

・パンの耳をカットする

・オーブントースターにパンとカットした耳を並べて好みの焼き加減に焼く  

耳をカットするという手間はかかりますが、中身の方の食パンがしっとり焼けて美味しいので、今ハマっています。はじめは耳は捨てるつもりだったのですが、耳は耳でまたカリカリして悪くないのです。

お高めの食パンならさらに美味しく焼けますが、この方法は「トップバリュ」などの激安系食パンで試す価値があります。お味と値段とのギャップにうれしくなるので。

サクふわトーストがお好きな人は、ぜひ一度お試しあれ。

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元コム・シノワ西川シェフの4色食パン

神戸人は毎日は焼き立てパンを食べる?

ところで、神戸はパンの消費量が多いことで有名ですが、私の町にも焼き立てパン屋さんが、歩いて10分の間隔で点在しています。

ですが、「慣れ」という最大の敵のせいで、美味しいパンも毎日食べ続けると、だんだん味覚がマヒしてくることがあります。

私はそんな理由で、朝食にはパン屋さんのパン、スーパーの食パン、超熟、芳醇、ダブルソフト、食パン以外、etcと、食べ回すようにしています。

それにパン屋さんのバターたっぷりの極上パンばかり食べていると、太りやすくなる気もするし、費用もそれなりにかかるもの・・・。

メニューチェンジで急にバゲッドがいる!となったときなどは、すぐ買いにいけるので便利なのですけどね。

ですが神戸でも食通の人は地元のパン屋でしか買わないのかもしれません。

食パンを焼く道具はトースターだけじゃない

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トーストで朝ごはん、毎朝のトーストにひと工夫 - 北欧、暮らしの道具店 より引用

フライパンで食パンを焼くと、また別の食感になって美味しいです。

なんというか、いつものトーストが別物になる感じで、中がしっとりジューシーになります。また焼いているときの香りが最高です。

フライパン・トーストの焼き方

1.フライパンをあたためます。

2.トーストをフライパンにのせます。

3.焼き色がついたら、裏返します。

4.もう片面を焼いて、完成!

この焼き方のポイントは「なるべく高温で短時間でトーストすること」

そうすることで、外はカリッと中はふわっと焼きあがるそうです

バターやマーガリンをひいて焼く方法がありますが、私はノンオイルで焼いています。

ユニークなトースト・パンのアレンジメニュー

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【★完熟オリーブオイル使用★】簡単でおいしい秋メニュー!!

厚切りの食パンに切り目を入れて、バニラアイスをトッピング、エキストラヴァージンオイルオイルとはちみつをかけてデザートのようにトーストを食べる方法で、上記サイトで紹介されています。

試してみましたが意外なコンビでなかなかのお味でした。

余談ですが、私はブルスケッタやガーリックトーストを作りたいのにバゲッドがないときに、よく食パンを細長くカットして代用しています。

他に私がジミに好きなのが、こちら。

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「のりトースト」

トーストにバターを塗って、その上に味付けのりをトッピング。ミスマッチですが、意外とイケますよ。味付けのりがシナっとなったところでガブリ。

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マフィン型で食パンをキッシュのフラワーカップのように使うアイデアです。パーティメニューにいかがでしょうか。

最後は食パンではありませんが、ありそうでなかった発想の海外サイトのパンのアレンジです。

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深さのある大型パンに、ななめ格子状にカット、できた切込みにチーズやハムなどの具材をはさんでオーブンで焼く方法です。

お花が咲いたように見えるので、「ブルーム・ブレッド」、「クラック・ブレッド」と呼ばれています。

通常はパンの表面にチーズをかけて焼きますが、こちらは切込みの隙間に具材を入れて焼くのがポイントです。

最後までお読み下さりありがとうございました。

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