*2019年追記あり
「45歳の壁」オシャレへの意欲をなくす
「45歳」と聞いたことがあります。
女性がオシャレへの意欲をなくすか、なくさいかの壁のことです。
SNSでブログで自撮りのコーデを投稿するようなアラフィフ女子は神レベル、「着る服がない!」と嘆く人たちはまだイケてます。
その影でファッションや外見に対する意欲さえ、45歳前後で失ってしまう同志もいることを忘れてはなりません。
なぜ45歳なのでしょうか。いわゆるアラフィフ・クライシス(仕事・家族・介護・更年期で身心とも揺れること)の影響があります。
私も学校行事や電車などで、同年代の特定の女性を見かける時に感じます。
「あの人、もう女をあきらめたのかな。」
ノーメイクに目立ってきた白髪もそのまま、暗い表情でトボトボ歩く姿に「きっと辛いのね。」と共感してやみません。
それは「人の振り見て我が振り直せ」でもあるし、また同じ悩みを持つ同世代の視点でもあります。
アラフィフ・クライシスに加えて、加齢とともに変化する体型、くすむ肌の色。オシャレに対する意欲と着たい服があっても、それが似合わないという厳しい現実が追い討ちをかけます。
そんな意味で、アラフィフ世代のためのSTORYなど、ファッション雑誌のスタイルはただの「幻想」に過ぎず、大草直子さんのコーディネートなどはカッコよすぎて、多くのアラフィフ女性にはハードルが高いような気がします。
一方、オシャレにまだ?意欲があるアラフィフ女性は、現実の自分と「幻想」とを、どのよう折り合いをつけているのでしょうか。
あまり流行を取り入れると悪目立ちするだけ、「若作り」していると見られるほど恥ずかしいものはありません。年相応の「ほどほど」が一番いい気がしますが、実際服選びに迷う人が多いようです。
憧れの大草直子さんのベストセラー本
同世代ミランダかあちゃんも参考になります
この2冊はアラフィフ女子でもおしゃれ上級者向けだと個人的には思います。
大草直子さんは素敵すぎ、ミランダかあちゃんだって、めちゃくちゃかっこいいのです。
あの4大プチプラ・ブランドをぶった斬りした雑誌LDK
40から50代はDCブランド全盛期に、服にお金をかけた世代でもあります。品質の良いものとそうでないものの差を知っていますが、質はさておき今のGUやH&Mなど、ファストファッションの品揃えとコスパの良さには驚くばかり、利用者も多いのではないでしょうか。
オシャレには関心があって、流行も知っているけれど「今の自分を知る」?私のような者にとっては、「ほどほど&普通」が一番ラクです。
ところが先日、STORYなどの「幻想雑誌」ではなく、地に足の着いた身近な情報満載の雑誌を、書店で見つけました。LDKです。
「恥ずかしくない、ハズレを買わない、安バレしない、着回せるプチプラ服の選び方教えます!」
GU、ユニクロ、ZARA、無印良品などに、大人女子が求めるポイントと不満とハウツーを紹介する雑誌です。
有名人気スタイリストたちの歯に衣着せぬユニクロ、GU服への評価に脱帽しました。
辛口ファッションバイブルLDK
以下、LDKより4大プチプラ・ブランドに対する辛口評価を抜粋します。追記:2017年の記事です
ユニクロ
・低価格で高品質、ベーシックのユニクロは、ここ最近デザインにマイナーチェンジが見られない割には価格が上昇。
・フィット感の強いレディースはワインサイズ上を買うべし。
・イネスなどのデザイナーコラボは日本市場とズレまくり。野暮ったい柄と体型無視は外人崇拝の時代錯誤、もうやめてほしい。
・やたら推してる裾絞り型ジョガーパンツは試着する価値もない。とろみ素材のワイドパンツは買い。
GU (ジーユー)
・激安なだけあって素材にがっかりすることが多いため、安物感がでるベーシックなものを避ける。
・ワンシーズンだけと割り切れば流行りアイテムも買い。若い人限定アイテムが多いので大人女子は要注意。
無印良品
・他のファストファッションにない良質感と、素材や着やすさ等のこだわりがあるが、全身無印でかためるとモサくなる。
・素材やラインがアップデートされた定番なら古くさくならない。
・コート類は不思議な丈やシルエットでイマイチだらけ。
ZARA
・トップスは個性的すぎてバツ、着心地は△。アウターはZARA特有の遊び心があって良品。
・強みのトレンドと定番シャツは複数持ちしたい。
・80年代風のリバイバル服は若い人だけに似合うアイテム、流行は一人一回だけ。昔そんな格好をしていた大人が手を出したらただのかわいそうな人になる。
他にも「高見えするアイテムを選ぶコツ」、「華奢見えしてダサくないボーダーはどれか」、「ユニクロのトレンチは買いかどうか」、「無印で買える大人上品トップスはコレ」などの気になる情報が満載です。
上記内容は2017年のLDKのものです。
最新のLDK特別編集最新のユニクロ、GUなどプチプラコーデ本はこちらです。 2019年4月発行
「肉感」がイタくないデニムはどこで買える?
このLDKで一番良かったのが「プチプラ・デニムを選ぶコツ」でした。
「大人デニムは後ろ姿が超重要です!」
ジーンズ選びでよくあるのが、25インチなど小さなサイズへの憧れです。ストレッチ素材が入ったイマドキのデニムはワンサイズ小さくても入るのですが、「はけた」=「似合う」のではありません。
「やっと履けた、ムチムチのレディースを買うよりも、ジャストまたは、ややゆとりのあるメンズをはく方がかっこいいシルエットになることもある、だからもう固定観念を捨てるべし!」」と、LDKは警告しています。
「人は見ているパツパツのお尻と太もも!後ろ姿が恥ずかしいことにならないために。」
「大人女子の下半身の悩みを解決する1本をプロが見つけた。」
* 肉感がバッチリ出ちゃうレディースはもう卒業!ユニクロデニムの正解はメンズにあり!
- ユニクロレディースデニムは難ありだらけ!肉感拾いまくり、オバさんパワー注意報!
確かにユニクロ・レディースは若い世代の女性向きという声も多いです。「肉感」出しまくりだけはアラフィフ女性が注意したいところです。笑
ということで、LDKが推す大人女子にも似合うデニムはこちらです。
ただしストレートタイプです。その理由は・・・。
追記:2017年の記事です
- ユニクロMEN「ストレッチセルビッジ・スリムフィットジーンズ」価格4309円
- ユニクロMEN「ミラクルエアー・スキニーフィットジーンズ」価格4309円 (注:2017年現在)
ストレートを推す理由は、美脚に見えるまっすぐライン、お尻ポケットの位置がベスト、裾をロールアップすると見える上質感のあるセルビッジが最高。
しかもO脚隠しができて、お尻の肉感、後ろ姿のゆとり、色とシルエット全てに花マルがついて絶賛されていました。ミラクルエアーの方は生地が軽量なので夏に良さそうです。
実際ユニクロ・メンズデニムは、スタイリストたちが惚れ惚れするような名品ぞろいで、超おすすめだと絶賛されていました。
もう恥ずかしくない?!メンズの試着
実は私自身、このLDKを読む前から微妙な落ち感で体型カバーしてくれる、ユニクロ・メンズデニムの良さを知っており、愛用していました。でもそれはなんとなく中性化したオバさんが男子トイレを使う感覚と同じかもしれないと、恥ずかしかったので封印していたのです。笑
ですが、LDKが堂々と書いてくれたおかげで、ようやく市民権を得たようでうれしく、記事を書きました。
ユニクロデニムのメンズはサイズ27からですが、「ユニクロ・レディースがきつい」などのお悩みをお持ちなら、一度試してみてはいかがでしょうか。
もちろんユニクロでなくても、デニムのメンズサイズは意外な発見になるかもしれません。細身のアラフィフ女子の方はもちろんレディースで十分です。
ユニクロのメンズデニムは目まぐるしくアップデートしているので、売り場やオンラインでご確認下さい。
なお、今はユニクロGUなどのプチプラコーデ本がたくさん出版されていて、「ほどほど希望」のアラフィフ女子には助かります。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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