カラフルさが食欲をそそる、見ているだけでも楽しいフルーツのオープンサンド
来日した外国人に「おすすめの日本の食べ物は?」と聞かれたら・・・。
私なら、寿司などの人気の日本食以外に「フルーツ」をすすめます。
海外では果物の値段が安いのですが、大味なものが多く、見栄えも形もいい意味でナチュラルなように思います。
それに対して日本の果物は美味しいだけでなく、見た目や形がまるで芸術作品のようです。
「値段の高さにびっくりする」と海外から帰国した友人がよくいうのですが、手のかけ方や味が格段に違うので仕方がありません。
台北便で、日本で買った桃の箱を大量に機内持ち込みする台湾人乗客をよくみかけました。
日本の白桃は、メロンとともに知る人ぞ知る極上のフルーツですが、アジアの富裕層の評価は相当なものとのこと。
桃に限りませんが、日本通の外国人はメイド・イン・ジャパンの果物の価値を知っているようです。
ちなみに私がこれまでに食べたことがある中で、一番美味しいと思うフルーツは「果物の女王」と称されるトロピカルフルーツ、マンゴスチンです。
高級メロンかどちらか選べと言われたら、マンゴスチンをとるかもしれません。
みかんと白桃を足して2で割ってライチで風味づけしたような芳醇で濃厚な味は、やみつきになる美味しさで東南アジアで死ぬほど食べたものですが、最後の晩餐があるならリストに入れたい一つです。
美味しくて人を幸せ気分にさせてくれるフルーツ。
ホテルのスイート・ルームに用意されるかご盛り、フランス料理や飛行機のファーストクラスで食後にサービスされる盛り合わせ、訪問時の手土産。etc・・・
フルーツはその鮮やかな色といい、見た目や香り、味のすべてが幸福な気持ちにさせてくれますし、ハレの日に似つかわしい特別感があります。
ただひとつ厄介な点がありますよね。
「皮をむくのが面倒くさい・・・。」
バナナや温州みかんのようにナイフなしで、簡単に皮むきできるフルーツは稀です。
専用の皮むき器もいいけれど、なるべくお金をかけずにラクラク&時短でカットしたいものです。
むくのが面倒なフルーツを簡単にカットしたり、食べやすくする方法を、海外サイト等のキッチン・ハック(ライフハックの台所編)や、国内の情報などを調べてみました。
- ①オレンジをたったの3カットでむく方法
- ②グレープフルーツの皮をつるんと簡単にむく方法
- ③アメリカンチェリーの種を瞬速で取り除く方法
- ④いちごのヘタのビックリなとりかた
- ⑤桃のむき方のベストな方法
- ⑥りんごの簡単な切り方(変色せずに持ち歩く方法)
- ⑦一番シンプルで無駄のない柿のむき方
- ⑧マンゴーのカットでお花を咲かせる
- ⑨丸のスイカを食べやすいサイズにカットする方法
- ⑩キウイをナイフを使わずに「あるもの」でむく方法
こんな簡単な方法があったとは!
目からウロコ・フルーツの皮を簡単にむいてカットする10のワザ
①オレンジをたったの3カットでむく方法
今、話題になっているむき方です。
オレンジの上下をカットしたら、真ん中の画像のように切り込みを入れ、その後一気に左右に開くという方法です。
これなら簡単に房がとれますね。伊予柑などの柑橘類にも応用できそうです。
オレンジにはこんなむき方もありました。
この方法も意外でしたが、残った皮はゼリーの器としても使えそうです。
さて、どの方法でも食べにくいと感じていのがこの果物ですが、こんな画期的な方法がありました。
②グレープフルーツの皮をつるんと簡単にむく方法
ポイント:沸騰したお湯にグレープフルーツを入れて3分茹でる
その後1~5分氷水で冷やすと、あの固い皮と白い薄皮がみかんをむくようにツルンとむけるのです。
ためしてガッテンで紹介されていましたが、グレープフルーツのペクチンが茹でることで変化し、酸味や独特の苦味を減らしてくれて甘みが増すという、一石二鳥のアイデアです。
ただしこの方法はグレープフルーツの中の成分が、薬の効き目に作用する場合があるので服薬中の方は要注意とのこと。
ぶどうの皮もこの茹でる方法でむきやすくなるようです。ぶどうの場合は茹で時間は10秒だそうです。
次は皮ではありませんが、種を簡単にとるアイデアです。
③アメリカンチェリーの種を瞬速で取り除く方法
目からウロコとはこのこと・・・。
細長い飲み物のビンの口に、アメリカンチェリーのヘタの部分を上になるように一個づづセットします。
その後、菜ばしを使って中心を押し出すだけ。
遊び感覚でお子さんにやらせるのもよさそうですし、ありそうでなかったアイデアです。
④いちごのヘタのビックリなとりかた
https://jp.pinterest.com/pin/372321094165351478/
ストローで下から上にポンっ!
⑤桃のむき方のベストな方法
ルービックキューブをまわすようにひねるのがポイントのこの方法は、案外知られていないかもしれないのでアップします。
両サイトから 種にあたる中心まで包丁を入れてぐるっとまわす、アボガドのむき方と似ています。
伊東家の食卓で知るまでは、私は薄い桃の皮を手で果肉を傷つけないようそ~っと丸のままむいていました。このむき方を知ればもう戻れません。
⑥りんごの簡単な切り方(変色せずに持ち歩く方法)
これは海外サイトのキッチン・ハックでよく紹介されていますが、りんごを格子状にカットする方法です。まな板にりんごのヘタを下にした逆さまの状態で画像のように包丁を入れます。
皮付きのままりんごを食べる海外では、最後のカットした状態で輪ゴムでとめて子供のお弁当にもたせるようです。
そうすることで中身が空気に触れないので変色も防げるとのこと。
日本的な感覚からすれば、やっぱり最後は皮をむきたい気がします。
⑦一番シンプルで無駄のない柿のむき方
「柿の皮は乞食にむかせよ 」ということわざがありますが(なんか昭和ぽいっ?)柿はできるだけ皮を薄くむいた方が美味しいのです。
干し柿用でなく、すぐ食べるのなら丸ごと皮をむかずに、くし形にカットしてから皮をむくというこの方法がおすすめです。
柿の葉とへたを取り除き4~8等分のくし形にカット後、皮を切りとります。
⑧マンゴーのカットでお花を咲かせる
How to Cut a Mango | SimplyRecipes.com
お花が咲いたみたいな切り方ですね
⑨丸のスイカを食べやすいサイズにカットする方法
https://jp.pinterest.com/pin/343892121522933416/
所変わればスイカもアイスキャンディのようにカットされるようです。
その重量ゆえ、国内でスイカを丸のまま買う人は少なくなったとか。
スイカをサイコロ状にカットする方法
一口サイズで食べやすそうです。小さなお子さんにおすすめです。
⑩キウイをナイフを使わずに「あるもの」でむく方法
画像の通りです。キウイのカーブにあった平べったいスプーンを使うのがポイントです。ナイフよりむきやすいと感じました。
いかがでしたか
皮むきが面倒なフルーツをできるだけ簡単にカットできる方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?
値段が割高なのもネックですが、コンビニフードの影響などもあって年々若い人を中心に果物離れがすすんでいると聞きます。
私は業界の回し者ではなく、旅行や海外暮らしを通じて「日本の果物のスゴさ」を実感したことがあるだけです。
ケーキやスイーツもいいけれど、その時の旬や季節を感じられて、美味しくて、ヘルシーなフルーツを食べるのもいいものです。
せっかく極上のメイド・イン・ジャパンが身近にあるのですから・・・。
世界中がびっくり、驚きのスイカパフォーマンス
最後はパーティなど誰かを驚かせたい時におすすめの、世界中がびっくり仰天した、まるごとスイカのカットアイデアです。
「このスイカ一体どうなってるの?」種明かしはお時間のあるときにでも。
登場人物の大人も子供も目がキラキラ輝いていて楽しい動画です。
人が集まる夏のレジャーの演出などでウケそう。スイカのカットにスコッチスポンジを使用?芸が細かさに目が点になるかも?
最後までお読み下さりありがとうございました。